about us

「宮古島工房うむくとぅ」は、宮古島の手織りを多くの方に知っていただくために考えたブランド名称です。宮古島のタカラモノ、伝統工芸「宮古上布」の継承に少しでもお役に立ちたくこの思いに至りました。

400年あまり受け継がれてきた手織りの特性を活かし、今の市場にも合うものづくりで、身近に感じて使っていただき、多くの方にその良さをお伝えしたいと思っています。

「うむくとぅ」の意味は、宮古の言葉で「知恵」です。織の先生に「うむくとぅを出せ」といつも叱咤いただきながら学んできましたので、とても思い出深い言葉です。

宮古島工房うむくとぅの目指すことは”日本のアイデンティティのSDGs”

日本の手仕事や伝統工芸等、タカラモノを通じて日本古来の美しさを様々にお伝えする。その素晴らしさを国内外から再認識していただくことで更に魅力を高めつつ、次の世代へ生き生きと伝えていきたい。様々にお伝えするために、多くの方に知っていただくために「うむくとぅ」を出しています。

宮古島の織物の特徴は、糸にあります。苧麻という植物から糸を作っていることが大きな特徴です。苧麻は麻の一種で綿が普及する以前から日本で使われている歴史ある素材です。手うみの苧麻糸と紡績の苧麻糸がありますが、手うみ苧麻糸での手織りはどうしても時間と手間がかかることから、とても高価になり商品としても着尺や帯地が主となります。広く知っていただくために、「うむくとぅ」を出しました。

途絶えてしまいそうな歴史ある手仕事を守るために、手うみ苧麻糸の手織り以外でも、またお着物にご縁の少ない方にも、宮古島のタカラモノをお届けしたく、苧麻紡績糸の手織りや苧麻の葉をブレンドしたハーブティー、宮古島の自然をモチーフにした染小物なども展開しています。

SDGsの意味は持続可能な開発。タカラモノを途絶えさせないために、次世代へ生き生きと伝えるために、これからも「うむくとぅ」をもっと考えていきます。

先ずは小さな島のタカラモノを伝えていくことで、関わる方々をもっと幸せに。そして日本中をもっともっと幸せに。

宮古島工房うむくとぅ 主宰
東郷 澄恵

▼宮古島工房うむくとぅ ここまでのあゆみ